富山県天文学会協力による「第5回スターウォッチング」を先日、8月9日(水)に開催いたしました。
昨年は、雨模様の中、天候の回復を見越しての開催でしたが、途中で雨脚が強まり星空を見れないまま閉会となり、とても残念な思いをしました。今年こそは晴れて欲しいと思いながら準備しましたが、前日には台風が富山県を通過し、朝から不安定な天候となりました。判断に迷うところでしたが天文学会より開催の決定があり、願いが届いたのか開催時間の1時間前には、すっかり天候は回復し観測日和となりました。
「第5回スターウォッチング」の当日の模様
午後7時より受付を開始しましたが、続々と来場され、最終的には親子連れ71組約180名の参加者となりました。
富山県天文学会員の望遠鏡11台で、この日は木星や土星を鑑賞する事ができました。それぞれの望遠鏡に長い列が出来ており、惑星の美しい姿に感嘆の声が聞かれました。またプロジェクターを使って、星の鑑賞方法のレクチャー等、子供たちの興味を惹きつけ楽しく講話をされ、歓声が上がっておりました。
この日は、午後8時過ぎからは空に雲がかかり始め、すでに望遠鏡で星を満喫されたお客様は、それぞれに会場を後にされました。望遠鏡もほぼ片付けが終わった午後9時過ぎになり月が姿を現し、光り輝く美しい月の鑑賞ができ、残っていたスタッフへのご褒美となりました。
今回は、昨年のリベンジという意気込みで開催しましたが、見事な星の姿をお客様に楽しんで頂けて、主催者としてとても喜ばしく思いました。スターウォッチングは天候に左右されるイベントではありますが、今後も雨天時の対策をしっかり立てて、お客様に楽しんで頂けるよう開催していきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。