富山県天文学会さんによる「第4回スターウォッチング」を8月9日(火)にグリーンモール山室にて開催いたしました。
当日の様子
当日は前日までの連続猛暑日が一変し生憎の空模様で、雨が降ったり止んだりという天候でしたが、予報は回復傾向であったため、開催に踏み切りました。望遠鏡もセッティングして頂き、受付時間の午後7時を迎えました。
「雨天の場合は中止」とポスターに記載していたので、きっと来場者は少ないだろう、と思っておりましたが、受付開始から事前参加申し込みを頂いた方々が次々と来場下さり、最終参加者は親子連れ43組約100名となりました。きっと天候は回復すると皆さん信じてご来場頂きましたが、一向に雨は止まず、傘をさしての参加となりました。
観察以外には星についての説明も
星空を見る事はできませんでしたが、富山県天文学会員の方に、この日晴れていれば見えるはずだった星の紹介や、ペルセウス座流星群が近々観測できる話など、プロジェクターを使って工夫を凝らしての解説をして下さり、傘の中で皆さん興味深く聞き入っておられました。
また富山市科学博物館女性学芸員の方が、この日8月9日は旧暦の七夕であり、晴れていれば見えた天の川・織姫と彦星のロマンティックな逸話に天文学的視点を交えての講話をして下さり、子供たちも熱心に傾聴しておりました。
午後8時過ぎに雨脚が一層強くなり、この時点で閉会となりました。雨の中約40分近くも星の話を熱心に聞いて下さり、参加者の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今回は、『雨の中での開催』という想定外な状況でしたが、来年はどうか天気に恵まれて皆様に星空を楽しんで頂けるように祈ります。今後も夏休みの恒例イベントとして地域の皆様に楽しんで頂けるように、継続して参りたいと思いますので、今年に懲りずに来年以降もご参加をお待ちしております。